Dolphinの 毎日、ごきげん! from 横浜元町


天然成分にこだわるエステサロン・『Aroma Dolphin』オーナー、Dolphinの日記です。 詳しくは「はじめに」をご覧くださいませ☆
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横浜市の水道水の塩素濃度は、なぜ高いのか!?

随分遅くなりましたが、横浜市水道局見学会のご報告です。

「アトピー肌の原因の1つに、日本の水道水の残留塩素濃度の高さがある」

という意見を聞き、4月に横浜と、海外とで水道水の残留塩素の堂を測ったところ、
たしかに、横浜の残留塩素濃度が突出していることがわかりました。

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【当店検査結果】 ------

*横浜@日本 (2015.04.15)
・遊離残留塩素=0.5mg/L
・全残留塩素=0.6mg/L
・pH=7.0 (水温:22℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/posts/865800040144112


*ドーハ@カタール (2015.04.17)
・遊離残留塩素=0.1mg/L
・全残留塩素=0.1mg/L
・pH=7.3(水温:24℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/posts/866672310056885


*メストレ@イタリア (2015.04.18)
・遊離残留塩素=0,2mg/L
・全残留塩素= - mg/L
・pH=7.4(水温:24℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/posts/867137026677080


*エーゲ海クルーズ船(MSC社) (2015.04.21)
・遊離残留塩素=0.3mg/L
・全残留塩素= 0.4mg/L
・pH=7.6(水温:25℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/posts/868659139858202


*ミコノス島@ギリシャ (2015.04.22)
・遊離残留塩素=0.1mg/L
・全残留塩素=0 .1mg
・pH=7.0(水温:25℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/photos/a.537551859635600.1073741829.537195419671244/869149789809137/?type=1&theater


*ドブドブニク@クロアチア (2015.04.24)
・遊離残留塩素=0.1mg/L
・全残留塩素=0.1mg/L
・pH=7.5
・温度=23℃
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/posts/870069719717144


*アンコーナ@イタリア (2015.04.25)
・遊離残留塩素=0.1mg/L
・全残留塩素=0.1mg/L
・pH=7.5(水温:22℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/photos/a.537551859635600.1073741829.537195419671244/870522616338521/?type=1&permPage=1


*ベネチア@イタリア (2015.04.27)
・遊離残留塩素=0.2mg/L
・全残留塩素=0.3mg/L
・pH=7.2(水温:23℃)
https://www.facebook.com/NaturalDolphin/posts/871523626238420

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「水道局の人も市民に、『おいしい、キレイな水を提供したい!』と思っているはずなのに、
なんで日本の水にはこんなに塩素が多いんだろう?」

と不思議に思い、水道局に見学に行ってみました。

今回は、その、ご報告です。

横浜市水道局(西谷浄水場)は、横浜市の星川の駅から徒歩7分の、意外に便利な場所にありました。
市内を見渡す高台に、広大な土地が広がっていました。

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この、宇宙船のようなタンクや、この広大な土地の下に大きなタンクがあり、
そこに、市民を守る水が保管されています。

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浄水の仕組みは、意外に原始的でした。

川から集めてきた水に薬品を入れてゴミを固めて大きく沈殿しやすくし、
砂や砂利をつかってろ過する。

簡単に言うと、そんな感じです。

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砂や砂利で水をろ過する、ということは知っていましたが、
まさか、行政が行う水道施設でも砂や砂利でろ過されているとは夢にも思いませんでした。

そして水の殺菌をするために、塩素などの薬品を入れる。

そこで、注目の、「残留塩素」の問題が出てきます。

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ここから塩素が出てきて添加されます。

注入する塩素などの薬品の量は、水中の雑菌の量に合わせてコンピューター管理し、調整されているのだそうです。

・・・言われてみれば、なるほど、ですね。
川の水の状態は、時と場合によって異なります。

夏と冬では雑菌の繁殖の仕方も違うでしょうし、
大雨の時と日照り続きの時でも違うことは、なんとなく想像できます。

そのため、決まった「一定量」ではなく、その時々にあわせた、まるで職人芸のような調整がされているそうです。
(※現在は、機械が分析して調整を行っています)


さて、なぜ、横浜の塩素濃度は高いのか?


これには、水道施設に対する認識の違いがあるように思いました。


横浜は、日本で最初に近代水道施設が導入された町なんだそうです。


水はもともと、水商人が桶にいれて、「1杯・いくら」という形で販売していました。

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それが、横浜の開港とともに人口が爆発的に増え、水の供給が間に合わず、
また、不衛生さゆえの伝染病の流行もあったことから、1887年10月17日に日本で初めて、近代水道による水の供給が始まったんだそうです。

・・・ちなみに10月17日は、当店の創業記念日。
ご縁を感じます(笑)

つまり、水道施設は「市民に、雑菌の入っていない水を十分に供給する」ことが目的に設置された、といえます。

そのため、水道局の関心ごとは「いかに殺菌をしっかりしているか?」ということである、ということが、職員の方とお話をしていてもひしひしと感じられました。

国の水道水の基準としては、遊離残留塩素濃度は 0.1mg/L~1.0mg/Lと定められています。

それに対して、横浜の家庭レベルでの遊離残留塩素濃度は 0.5mg/L程度です。

これに対して職員の方は、「ね、しっかり殺菌してるでしょ♪」的な感じで胸を張っておられました。
(ちなみにプールの塩素濃度は 0.4mg/L以上と国の基準で定められています)


たしかに考えてみれば、その気持ちもわかります。

雑菌だらけの水を飲んでお腹を壊す人・伝染病にかかる人が蔓延していた時代に注目していれば、
「いかに殺菌した水を市民に飲ませるか」
ということが非常に重要になります。

しかも、行政の行うことなので、それを「いかに安価で提供できるか?」ということも非常に重要になります。

たとえば最初にご説明した水の作り方で「川の水のごみを薬品で固めて大きくする」という段階がありますが、
これにつかう薬品は、実は、ホタテの殻からつくった成分で行うこともできます。

しかし、行政が選択するのは、もっと安くつくれる、化学的な「薬品」。

たしかに同じ効果をもつものであれば、1円でも安い方が市民のため、というのが行政的には正しい考え方かもしれません。

そして塩素についても同じこと。

行政としては確実に「雑菌の少ない水を市民に提供する」ことが使命なわけなので、
できる限り塩素を入れてしっかり殺菌をしたいと思う。

横浜の遊離残留塩素濃度はうちでの測定で 0.5mg/L でしたが、
水道栓レベルでは、0.6~0.7mg/Lレベルで、もう少し高いようです。

これに対して
「本当はもっと(塩素を)入れたいんだけど、あんまり入れると『塩素くさい』という意見もあるから。。。」
という発言もありました。

いかに、「たくさん塩素を入れて、しっかり殺菌したいか」と思っているかがよく理解できました。


・・・決して、批判しているわけではありません。

私達は「水道水はキレイなもの」というのは「当然のこと」と捉え、
さらにその上の「人体に、肌に、いいもの」というレベルを見据えて水道水の塩素濃度について語っていますが、

たしかに「川の水を飲めるようにする」というレベルの作業をしている方々からすれば、
「人体に、肌に、いいもの」というレベルではなく
「生命を維持するのに必要なもの」というレベルで水道水の塩素濃度について考えるので
見ているポイントが違うんだなー、と感じたのでした。

横浜には、「日本最初の近代水道施設の町」という誇りもあるでしょうから、
よけいに、そのプライドにかけて「雑菌の少ない水を提供しなくちゃ!!」という意識が高いのかもしれないなー、と思いました。


とはいえ、日本の残留濃度塩素が他国に比べて高いことは、上記調査のとおりです。

実際、「日本に来てから肌や髪の調子が悪くなり、シャワーヘッドに塩素除去の設備をつけたら治った」という外国人の方もおられます。

そう考えると、人体や肌への影響として、日本の(横浜の)現状がかならずしも妥当だ!とは言い切れないものがあります。


人それぞれ、立場によって、なにを「よい」と思うか?はそれぞれです。


多少コストがかかっても人体にいいものを「よい」と思う人もいれば、
生死にかかわることでなければ1円でも安い方がいいと思う人もいる。

(水を買う人と買わない人がいるのは、そのため、と言えるかもしれません)

安全なのはもちろんなこと、さらにその上の人体によいものを「よい」と思う人もいれば、
生死にかかわることでなければ、とにかく安全第一で、長期的な人体への影響を考えない人もいる。

これだけ多くの人がいる中で、考え方を1つに統一しようというのは難しいです。

幸い、水や、化粧品、日用雑貨などは、自分で選べる自由があります。

身体に悪くても、薬品いっぱいの汎用品をつかう生き方をしたいか。
ちょっとこだわりの逸品だけど、身体によいものをつかう生き方をしたいか。

自分がどんな生き方を目指すか、
そんなことを問われる時代になっているんだなー、と感じた水道局見学でした。

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●水については「ペットボトルの水は本当に安全なのか?」という疑問もずっと抱いています。
こちらについても調査してみたいと思います。 どうぞお楽しみに~☆
by
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by aroma-salon | 2015-09-21 20:41 | 天然グッズ♪
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